協力隊活動が終わった時、デキる自分になるために。「中腰の体力」を身に付けよう。

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(この記事は、「協力隊の活動中にモチベーションが下がったときに試したい 10 のアイディア」その3についての補足です。)

中腰のキリン_R

こんにちは。協力隊3年目のエツコです。
中学時代はバレーボール部であんまりイケてないアタッカーしてました。

モチベーションが下がったときに試したい10の方法。その3、「中腰の体力」つけることを意識する。ですが、これは体育会な話ではなくて精神的なことです。

 

知らない場所の見ず知らずの人のために、いきなり熱く働けるひとはいない。

赤い夕日

青年海外協力隊に参加している(もしくは参加したい)方の中で、

ボランティアをするのは、誰かの役にたちたいから。
協力隊に参加するのは、途上国のために何かできることをしたいから。

という人はとっても多いと思います。

ですが、正直なところ、その思いだけで、いきなり見ず知らずの場所にいって、見ず知らずのひとたちのために!即座にやる気スイッチをオンにして情熱を絶やさず働き続けられるかというと、難しいと思います。

特に協力隊の場合は職種別採用なので、活動内容が自分がやりたかった分野にぴったりあてはまらなかったり、希望していた場所と違うところに派遣されることもあります。自分のイメージしていたこととまったく違う仕事をしなければならないこともあります。

わたしは活動内容にこだわりがあったわけじゃないので内容に不満はなかったのですが、こんつめて働いているときなどに、ふと 「なんで私こんなに頑張って一人で報われないことをしてるんだろう・・。誰のために?何のために?私がこれをする必要ってあるのかな・・・?」  なんて考えて、モチベーションが下がってしまうことがありました。

そんなとき、繰り返し思ったこと。

「私が頑張るのは、未来の自分のため」

です。

 

「中腰の体力」をつけることで、未来の自分が助かる。

ばおばぶ

配属先の同僚がぜんぜん自分の活動に興味をもってくれないとき。
こういうことをやりたい、これを改善したい、と思っても何にも進まないとき。
支援するべき相手が、文句ばっかりいって自分では何もしようとしないとき。

正直なところ、もう、ちゃぶ台かえしたくなります。

「途上国の」「誰か」のために役に立ちたくてこんなに遠くまできたけれど。それを求めてくれるひとはここにはいないんじゃないかって思ってしまう。

そこでストレスが爆発したときに起こる反応には2つのパターンがあります。

諦め型 「もう知らない。やりたくなければやらなければいい。わたしももうやらない。」

怒り型 「なんでわかってくれないの!ばかばか!嫌い!!!だからダメなんだよ!!」

諦めたり怒ったりすると気は紛れるのですが、活動へのモチベーションはあまり上がらないし、同僚や支援相手との関係も向上しません。

そこで是非トライしてほしいのが、諦めるのでもなく怒るのでもなく「中腰で耐える」こと。

あおそら

例えば、諦めたくなった気持ちをぐっとこらえて、「なんで興味を持ってくれないのか?」「どうしたら協力を引き出せるのか?」をもう一歩踏み込んで考えてみること。

怒って失望してもう顔もみたくないけれど、もしかしたらいつか理解してくれるかも・・・という希望をもってコミュニケーションを取り続けてみること。

最初はそれをするのはすごくつらくて、すぐにヘタってしまいますが、慣れるとだんだん耐えられる許容力が増えてきます。筋トレみたいな感じ。この「筋トレみたいな感じ」を続けていくと、何か課題にぶちあたったときに解決できる能力がアップします。

つまり、今すごく大変でしかもそれが協力隊の活動の2年間では報われないかもしれないけれど、ここで「中腰でいられる体力」を身につけたら、いつか未来に、本当に自分が心からなんとかしたいと思う課題に出会ったときに、ヒーローになれるのです。

それは仕事かもしれないし、子育てかもしれないし、プライベートの何かかもしれないし、なんでもいいんですが。

そいういう未来の自分への投資だと思えば、今目の前にある難題は、手応えのある練習台になります。この機会にいっぱいチャレンジして、失敗して、経験値つんだほうが賢いです。未来の自分のために、中腰の体力を鍛えましょう。

 

「未来のため」といいつつも、「今の自分のため」にもなっている。

すいか

とはいえ、やっぱり活動が進んでくると任国に愛着がわいてきます。”未来のため”といいつつも、中腰で耐えてトライアンドエラーを繰り返していれば必ず何か成果はでているもの。

そうするうちに、自然と自分の気持ちも「未来」から「今」にシフトしてくると思います。同僚たちの態度も、来たばかりの頃とは少しずつ変化しているはず。

1年半もたてば、お互いに、「見ず知らずの場所の見ず知らずの人」ではなくなっています。素直に、今一緒にいるひとたちのために、何かできることがしたいという気持ちがもてて、そのときに「中腰で鍛えた力」を発揮できたら、こんなに嬉しいことはないんじゃないでしょうか。

そんなにうまく行くかなあと疑問に思う方もいるかもしれませんが、正直なところそれはひとそれぞれなのでわかりません。”努力で解決できない相性”というのもあるので、2年の間に必ず成果がでるとは限りません。

でも真剣にやったことというのは後々、それなりのリターンが帰ってくるものです。5年後かもしれないし、10年後かもしれないけれど。ちゃっかり直近2年間の成果も狙いつつ、確実に未来への投資をしてみてください。

次回は、モチベーションをあげるアイディア その5、「積み重ねてきたことを丁寧に振り返る」を書いてみようと思います。

ホシアーミ。

 

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