青年海外協力隊に派遣されて「住む家がなかった」らどうしたらいいの?まとめ

Bookmark this on Google Bookmarks
Pocket

ねこ

友達から「ブログ読んだよー!ニッチで面白かったよ」とメッセージもらいました。ありがとう!また今回もニッチなテーマだよ。

さて、ボツワナ隊のHさんが協力隊あるある記事(協力隊に来る前に覚悟しておいた方が良い10のこと)をかいてたので、便乗してみたいと思います。

 

派遣された任地に家がなかったらどうしたらいいの!?

こども

青年海外協力隊員の住む家は、基本は途上国の配属先が用意してくれることになっています。ですがこの記事の指摘のようにいつまでたっても配属先が任地に住む家を用意できないことがあります。場合によっては住む家がないために仕事がはじめれられないなんてことも・・。

そんなことになったら困ってしまいますが、実際そうなってしまった(すでになっている)場合はどうしたらいいのでしょうか?実際にあった例とありそうな例をもとに考えてみました。

 

協力隊の「家なき子」、ありそうな4つの事例

ハットハウス夕日

例1)Kさんの場合
・「とりあえず家が見つかるまで同部署の協力隊員の家に住んでね」と言われる。
・1~2週間くらいで見つかるといいなと淡い希望を抱きつつも1ヶ月経過。
・見通し立たず。
・まずは出張ベースで活動をはじめる。
・1年経っちゃいました。
・JICA事務所からのプッシュがあり、あらためて家探しを開始。
・公務員住宅が見つからず、風呂トイレなしのワンルームに住むことに。
・けっこうツライ。薪でお湯沸かす生活。
・見かねた村の同僚が動いてくれて、数ヵ月後、ついに公務員住宅(バストイレ、ガスコンロあり)をGET!

例2)Bさんの場合
・とりあえず家が見つかるまで同地域の協力隊員の家に住むことに。
・音沙汰がなさすぎる。
・しかたないので出張ベースで活動を続ける。(任地までは車で2時間半くらい)
・1年経っちゃいました。
・いろいろ試行錯誤して、任地から車で30分くらいの村に引越しを決める。
・しかし配属先の年度の予算がすでになく、修繕のためのペンキ代がなくて遅延。
・やっと引越しできるかと思いきや前住民の水道料金未払が発覚し、遅延。
・JICA事務所に助けを求めたり、配属先に何度もかけあう(最終的には担当者責任者を2日間ストーキングして直訴)
・やっと引越し完了。(引越しを決めてから5ヶ月かかりました)

例3)Rさんの場合
・住む予定の家はあるものの、赴任日になっても完成しておらず。
・とりあえず協力隊員用のドミトリーに住むことに。
・待ってるだけじゃ動きがなさそうなので関係者に聞き込み。
・各方面にプッシュするも遅延につぐ遅延。
・ドミトリー生活、1年経っちゃいました。
・電気工事が終わってないけどもう諦めて、引越し!
・JICA事務所のヘルプで太陽光パネルを設置。照明、携帯やPCの充電源は確保。
・冷蔵庫が使えなかったり不便だけれど、やっぱり任地での生活は良い◎

例4)Nさんの場合
・住む家がないっていうか、そもそも配属先がなかったので任地変更になりました。
・新しい任地が決まるまで3ヶ月くらい。それまでは、協力隊用ドミに住んでました。

 

よくある行き先は、「隊員用ドミトリー」 or 「同じ地域の隊員の家」

いえとわたし

住む家がない場合にとりあえずの滞在先となるのが隊員用ドミトリー。たいてい首都にあるのかな。家が見つからない場合に限らず、災害や情勢不安があったときの一時避難先としても使われます。隊員ドミは広いし設備も整ってますが、こういう共同スペースは、たまにみんなでパーティーしたり休日にふらっと寄るからいいのです。長期のドミ生活はストレスが積み重なります。

また、同国の隊員と家をシェアするのもよくあるパターン。隊員同士で部屋をシェアするのは楽しそうですが、実際シェアハウス用に作られている家なわけじゃないので使い勝手はよくないです。停電・断水があるとキッチン・バス・トイレの共用がさらに大変。

スケジュールの見通しがたたない状態だと、生活ルールを決めるタイミングを逃しやすいですが、協力隊の「家なき子」問題は長期化する可能性が高いです。ゴミだしや共有スペースの掃除、共有備品の購入などのルールは、面倒くさがらずに2~3日中にさくっと決めてしまったほうが無難です。

 

1年待つか、待たないか

うし

家が見つからない場合、1年くらい様子をみることがあるようです。協力隊の任期は2年間なので約半分の時間を待っていることになります。任地に住まなくてもできることはあるので、どのくらい待つべきかは状況によりますが、1年間、自分の住まいがどうなるかわからなくて宙ぶらりんな状況で過ごすというのは精神的にけっこうキツイと思います。

紹介した4つの例では家のスペックや場所など、最終的に何かを妥協しています。もし「1年待っても結局なにかしら妥協しなければならない」のであれば、早い段階で妥協してしまったほうが心が休まるかもしれません。

 

自分で動かないと、なにも変わらない

もころ

家なき子問題に限ったことではないですが、協力隊の活動全般、自分から働きかけないとなにも起こりません。JICA事務所と配属先、どちらに話をすればいいのか迷うかもしれませんが、これについては両方に働きかけてください。JICA事務所は「配属先に確認を」というでしょうし、配属先は「JICAは何て言っている?」と聞いてくるでしょう。自分の調整力、交渉力、コミュニケーションスキルをフルに発揮して、舵をとりましょう。ほしい未来は自分でつくります。

というわけで、家なき子のお話でした。

家なき子問題に限らず、そもそも任地がないとか覚悟することがたくさんある協力隊ですが、この事業ももう50周年。わたしの知る限りでは、すくなくとも20年前からずっと同じ悩みごとを抱えている気がします。

仕方がない部分もあると思いますが、諦めるのでなく、怒るのではなく、どうしたら変われるのかをみんなで考えられらいいのにな、と。それで自分たちがこれまでどんな風に前進してきて、これから何ができるのかをクリアにしたら、みんなが無駄に憤ることも減るんじゃないだろうかなーんて。

まじめに考えちゃいました。ホシアーミ!

あたまにのせる練習
物をアタマにのせて歩く練習

▼協力隊ブログランキングに参加しています。1日1クリックの応援が励みになります!
にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ
にほんブログ村

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Bookmark this on Google Bookmarks
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。